―ベトナム出身のアニーさんの別府市とAPU―
APU生の中には、APUまたは別府で何をしたらいいのか、大学生活をどう過ごしたらいいか迷っている人が多いだろう。今回は2022年3月に卒業し、自分のYouTubeチャンネルやAPUの学生団体でも積極的に活躍したベットナム出身のアニーさん(ホアン・ヴ・ティエン・フク)のことをみなさんに紹介したいと思う。
アニーさんは4年前初めて別府に来た時、自分は都会出身だったため田舎である別府ではどんなこと、どんな経験ができるか分からなかったそうだ。そこでアニーさんは「何をしていいかわからなかったから、とりあえず別府の人は普段どんなことをしているか見に行こうと思った」という。それをきっかけに、アニーさんは別府の町を歩いたり、住民と話をしたりするようになったそうだ。
そこで、アニーさんは別府のことをもっと知りたいと思い、色々なイベントに参加することにした。2019年に別府温泉祭りに参加し、そのイベントについて記事を書いたため多くのイベントに招待されたそうだ。また、APU言語教育センターの石村文恵先生によって開催された「防災まちあるき」というイベントはアニーさんにとって特に印象的だったそうだ。そのイベントのおかげでアニーさんは石村先生の協力を得てAPハウスで2019年7月に防災訓練や防災に関する知識についてのイベントが開催した。
そんな中別府市の魅力をより多くの人に伝えたいと思い、それまで自分で撮ったいろいろな動画をアップロードしていたユーチューブチャンネルを使い別府やAPUのことを多くの人に伝えようと思ったそうだ。それで、アニーさんは「私は別府に恩返したかったのでユーチューブのコンテンツをAPUや別府の紹介に変えて皆にこの町に事を知ってもらおうと思った」という。また、自分の経験を生かして新入生や入学希望する人の質問や不安に答えたらいいと思ったそうだ。
アニーさんから皆さんへのメッセージは「別府の町は自分が好きなように何でも書ける白いキャンバスのような場所だ。別府では何でもできる。自由にいろいろなことを試して自分に似合うものを見つけてください」ということだ。
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