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執筆者の写真エヤル

「Language Festival」の講師: 日本語で講義を行った経験


 11月27日にAPUプラザで、別府市役所とAPUが共同で開催した「Language Festival」があった。私は講師として講義を行ったり、イスラエルで撮った写真やイスラエル産のデーツを用意したブースを構えたりした。イベントには、様々な国の言語と文化に興味がある大分県民が訪れ、異文化交流を行った。


 私は日本語で講義を行い、最初にイスラエルとユダヤ人の文化について話した。なぜならヘブライ語の由来を理解するためには、ユダヤ人のことを知る必要があるからだ。次にヘブライ語の歴史を説明し、簡単で面白い語彙を教えた。 たとえば「Yalla」という言葉はアラビア語から来ているが、ヘブライ語にも使う場合が多く、意味も「早く」や「行こう」など、一つの言葉にたくさんの使い方があって面白い。


 最後に学んだ言語を練習する時間を作り、Q&Aの時間も作った。参加者から「イスラエルと日本を比べたら、何が大きく違うか?」という良い質問があった。イスラエルではルールがあっても、みんな少しチャレンジをして、時々守らない方が良いという行動文化があるが、日本ではルールを守ることはとてもきびしい。このポイントを説明した時、参加者のみんながびっくりしていたので面白かった。


 この講義を通して、参加者はイスラエル文化とヘブライ語についてだけではなく、言語と文化の関係の新しい視点を身につけたり、視野を広げたりすることができただろう。私にとっては、日本語を使って歴史や文化に関する話をすることはとても難しいので、少し緊張した。イベントの前に、どうやったら上手にできるかなとよく考えたが、自信はあまりなかった。しかし、他のスタッフに相談したり、トピックに関する役に立つ日本語の語彙を自分で調べたりして準備をすることができた。この経験のおかげで、もちろん自分の知職を共有することで得られた価値があったが、それ以外にも自分のスキルを成長させる機会にもなり、自分の能力をもっと信じられるようになった。したがって、今度もたくさんのことにチャレンジしていきたいと思う。

閲覧数:48回1件のコメント

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1 Comment


Tomoko Apu
Tomoko Apu
Mar 19, 2023

「イスラエルと日本を比べたら、何が大きく違うか?」という質問への答えがとても面白いなと思いました。「ルールをどれくらい厳密に守るか」ということについて、日本でも人々が「なぜそのルールが必要なのか」を考え、もう少しチャレンジしてみても良いかなと感じました。

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