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執筆者の写真ジョン

防災まちあるきのすすめ

楽しい時間を過ごし、人生の一瞬一瞬を楽しむことは常に良いことですが、旅の途中で起こりうる不測の事態に注意することも、誰にとっても必要なことなのです。大自然が変動を起こしはじめたとき、あなたは安全を確保し、大切な人を助けるために必要なものを持ち合わせていますか?時間は人類が逆らうことのできないもののひとつですが、新しいことを学び、準備するための鍵のひとつでもあります。だから、時間があるときは、「防災まちあるき」に取り組んで、将来に役立つ知識を身につけませんか?


留学中の学生にとって、周辺地域の散策は楽しみなことの一つです。しかし、その地域に存在する危険や根本的な脅威を知ることは、通常あなたのやることリストには含まれていないでしょう。しかしここ別府では、APUの学生や地域の人々が "防災まちあるき "に参加する機会があります。


イベント開始前に、地震を再現したトラックに乗り、地震を体験することができます。怖がるはずが、みんな楽しんでコアな思い出になるでしょう。体育館の中では、まずグループ分けをします。留学生は、日本語の能力に応じて、現地の方とグループを組みます。初めての人と知り合うのは少し気まずいかなと思っていましたが、みんな勉強熱心でとてもフレンドリーです。イベントを通して、グループの仲間はゴールを目指すための伴走者となります。


旅行に出かけたものの、終わってからその目的は実は「生き残る術を学ぶこと」であったということに気がついた経験はありませんか?それが、このイベントです。グループには地図が配られ、どの道が一番安全で良いかを判断する必要があります。地図には脅威や注意点も書かれているので、参加者はその道が危険であることを認識することができます。山歩きをしていると、災害対策に大きな役割を果たす、さまざまな安全標識が見え隠れしています。道順がわからず戸惑うこともあるかもしれませんが、最後にはすべて報われるはずです。


避難所に到着した参加者は、箱で作った避難者用のベッド、布と竹を使った担架、トイレ用のテントの作り方などを教わります。参加者全員が到着したところで、活動を通しての自分の判断や学んだことについて振り返りを行います。また、このようなイベントに熱心に参加する人たちの表彰式もあります。


帰路につくと、美しい風景が迎えてくれます。自然は美しいものですが、気づかないうちに少し危険なこともあるのだと気づかせてくれることでしょう。



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