11月5、6日のビーチスポーツ大会のために、私たちのサークルは数ヶ月前から週に3回、餅が浜ビーチの清掃を行っていた。台風の影響でビーチは枯れ木やゴミであふれ、私たちは手袋やビニール袋を用意して、美しいビーチを元通りにするため一生懸命に頑張った。
部員だけでなく、APUの多くの留学生もボランティアとして参加し、様々な国から来た国際生が同じ目標に向かって協力しあった。学校生活や将来の夢、あるいは宗教の話などもした。笑いの絶えない2時間だった。そろそろ終わろうとした時、眩しい光に照らされた。それはキラキラした夕日だった。海岸も黄金色に染まって、砂が輝いていた。私はこの美しい景色に癒された。
玉響に、ビーチスポーツの日が来た。綺麗なビーチでたくさん汗をかいた選手たちの姿は、準備に見合うものだった。大会初日は、主にバレーボールが行われた。ボール拾いである私は近い距離から選手たちがボールを繋ぐためボールに飛び込む姿や、実力の差があるにもかかわらず一生懸命に点を取る恰好を見ることができた。その様子を見ると私まで血が騒ぎ、応援せずにはいられなくなった。観客の熱狂的な応援と選手の努力で、一日で餅が浜海岸は賑やかな場所となった。
2日目は本番のビーチサッカー。他地域の選手も集まり、APUの学生もそれぞれチームを作って対戦した。前日と同じように私はボール拾いになり、試合を近くで見ることができ、直接熱量を感じた。前日のバレーボールよりもチームごとに実力の差が開くこともあったが、プロどうしの試合はハイレベルですごく盛り上がった。
男女で試合を分けるルールがないため女子チームと男子チームが対戦する機会がある。公平性を保つために、女子の得点は2倍になる。しかし、仕方ないが、体力や力は男性より弱く、点を取るのが難しい。私が最も感動したのは、彼女たちがその中でもあきらめずできるだけチャンスを作り、何回も何回もシュートして、最後まで戦ったことだ。残り最後の数秒に、女子チームが唯一のゴールをネットに入れた。結果的には負けてしまったが、観客から多くの声援を受けて、私もすごい感動し、尊敬の念が沸き上がってきた。お互いに励まし合っている姿を間近で見て、選手たちの最後まで戦うという決意を感じることができた。
私はこのイベントに参加できたことを誇りに思う。スポーツを通じて知り合った私たちはまったく知らない人でも純粋に応援することができた。私たちはスポーツと人々の架け橋であり、別府でそれができたことを嬉しく思っている。
動感がある写真と臨場感あふれる文章で、来年のビーチスポーツを見に行きたくなりました。